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MKSAPクイズ:こわばった、詰まった声の評価(翻訳者:多胡雅毅・佐賀大学医学部附属病院)

2023年10月10日

56歳の女性が声の変化のために評価を受けている。過去1年間で、彼女の声はこわばり、喉の詰まったような感覚があり、特定の子音を発音する際に問題が生じるようになった。痛みや呼吸困難はないが、断続的にのどの張ったような感覚を自覚している。その他に症状や医学的問題はなく、服薬歴もない。
身体診察では、バイタルサインは正常で、声はしわがれ、こわばり詰まったような声で、途切れ途切れに話すが、問題なく歌うことができる。
他の神経学的所見は正常である。
ビデオ喉頭鏡検査では、声帯がゆっくり、持続的に、不規則に正中に引っ張られ、断続的に解除される。

以下のうち、最も可能性の高い診断はどれか?

A. 舞踏病
B. ジストニア
C. 機能障害
D. ミオクローヌス
E. チック

正解と解説は下記のリンクからご覧ください。

PRC委員 多胡雅毅

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