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MKSAPクイズ:左下骨盤痛(翻訳者:尾下寿彦・神戸市立西神戸医療センター)

2024年03月19日

62歳の女性が、最近3ヵ月間の左下骨盤痛のため受診した。家族歴には、母親に卵巣癌(51歳)、姉にトリプルネガティブ乳癌(42歳)がある。

身体診察では、バイタルサインは正常である。骨盤内診では、左付属器腫瘤が認められる。
血液検査の結果、CA-125値は135U/mLであった(正常値:20U/mL未満)。全血球計算および肝機能検査の結果は正常である。
胸部、腹部、骨盤のCTスキャンで、8cmの左付属器腫瘤を認める。腹部や骨盤のリンパ節腫脹や遠隔転移は認められない。


初期管理として最も適切なのはどれか。

A. BRCA1/2遺伝子検査
B. CTガイド下腫瘤生検
C. ネオアジュバント化学療法
D. 腫瘤の外科的切除

正解と解説は,下記のリンクからご覧ください。

PRC委員 尾下寿彦

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