2021年度ACP日本支部Laureate Award受賞者の言葉
2022年8月10日
2021年度ACP日本支部Laureate Awardを受賞して
聖マリアンナ医科大学 腎臓・高血圧内科教授の柴垣有吾先生から、2021年度ACP日本支部Laureate Award受賞の報告を頂きましたのでご報告いたします。
本賞は、ACP日本支部の発展に長年にわたり尽力された会員、今後も継続してACP日本支部に貢献して戴ける先生、会員歴10年以上の先生に授与される賞です。
聖マリアンナ医科大学 腎臓・高血圧内科 教授
柴垣有吾
Yugo Shibagaki, MD, FACP
この度、2021年度ACP Japan Chapter Laureate Awardを頂き、大変有難く、日本支部会員の皆様に心より感謝申し上げます。
私がACP日本支部と関わることになったのは、ACP日本支部が日本内科学会と分かれて、独自の総会を行うこととなり、前理事で、当時Scientific Program Committee委員長となられた福原俊一先生に誘われたことが発端です。福原先生は、以前より、その人格や実行力・誠実さを心から尊敬する方でしたし、学会が政治的な集団でなく、純粋に学問を通して高め合いたい人達の梁山泊であるべきと考えている中で、福原先生の「真にアカデミックな会を作ろうよ!」という極めて魅力的な言葉に少しでも貢献したいという気持ちでした。その後、福原先生よりScientific Program Committeeを引き継ぎ、何年か仕事をさせて頂きましたが、私の後任に濱口杉大先生という正にACP日本支部の理念を体現するような素晴らしい方になって頂いたことで、私のような専門バカの役割が終わったことを大変嬉しく思いました。その後のACP日本支部の発展は目を見張るものがありますし、今後も新しい支部長の下、益々の発展を祈念しています。そのようなACP日本支部のtransitionに一部関与する機会を頂き、栄誉な賞まで頂いたことに再度、感謝を申し上げます。ありがとうございました。